長崎屋を利用しちゃおう【食事や買い物を思う存分楽しむ】

値打のある良いものを売る

スーパー

販売を変える仕入改革

かつては総合スーパーとして株式市場にも上場していた中堅企業に長崎屋がありました。長崎屋の現在はというと、食品、衣料、雑貨と幅広いアイテムを展開する大手総合ディスカウント企業の連結子会社として長崎屋の商号をそのままに経営を継続しています。戦後すぐに寝具や衣料を展開し、経済成長と共にスーパーでと経営スタイルを変えました。総合スーパーのパイオニアともなった長崎屋ですが、独自の利益確保路線を展開していましたが、消費者からの評価が得られず、2000年を目前に会社更生法の適用を受ける経営危機となりました。現在のようなネット社会で、消費者が値段の比較や商品の比較ができる世の中で、同じものを安く売るのは当たり前、むしろ安くなければ買わないと言っても過言ではないでしょう。長引くデフレが市場をオープンにし、購入する人が買う店と価格を選ぶという市場原理主義が強くなりました。安く売るだけでは利益を落し、安売りで忙しくなると人件費が増し、売れれば売れるほど赤字が広がるという状況に陥ります。現在の長崎屋はグループ親会社となるディスカウント企業の下、消費者から求められる仕入れ環境を整え、好調な業績を保っています。これまで、安ければ客が掴めると考えて、無意味な販売を行ってきましたが、消費者が買い物を楽しむというエンターテインメント性を高めた販売方法で、若い消費者の取り込みに成功しています。また、業績の悪い店舗の閉鎖を進め、居抜き店舗を安く借り、陳列配置を圧縮し、従来の2倍の商品を販売する「圧縮陳列法」を取り入れたことでコストパフォーマンスをも圧縮し、業績が好調な企業として立ち直りました。